2017年6月4日日曜日

株式会社ポケモンの2017年2月期決算、官報公示

株式会社ポケモンが2017年5月29日の官報に掲載した決算公告によると、2017年2月期の最終利益は159億2100万円で、2017年2月期の最終利益は前期比約26倍だった。

2016年7月に米Nianticと任天堂とで配信したポケモンGOは、リリース後1ヶ月で売上高2億ドル、ダウンロード数1億3000万件とギネス世界記録となり、2017年3月時点では累計ダウンロード数6億5000万件を突破する大ヒットとなっている。

また、2016年11月発売のシリーズタイトル「サン・ムーン」は総売り上げ1544万本を記録し、前作の「ポケットモンスター X・Y」の1611万本に迫っている。 「X・Y」を発売した14年2月期の最終利益は11.8億円だったことから、17年2月期の大幅な増益はポケモンGOのセールスの影響が大きいと考えられる。 

また、グッズ販売などを担うポケモンセンターの純利益も、6200万円(前期比29%増)と好調だった。

出資している任天堂自体の売上高はあまり良くないのですが、経常利益には貢献しています。

任天堂決算説明資料

(経常利益の説明) 経常利益が前年同期と比べ 74.9%増加した要因は、株式会社ポケモンなどに係る持分法による投 資利益 202 億円を計上したことによるものです。

こうしたことにも注目しておきたいと思います。





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